キッチンはリフォーム後も十年以上使い続けることが多く、新たなキッチンの使いやすさやデザインにこだわる方は多くいらっしゃいます。
機能性や使いやすさにこだわるのはもちろんのこと、模様替えの意味も込めてキッチンの色を変えてみてはいかがでしょうか。
今回は、システムキッチンの色を変えたい場合の変更方法や、色選びのポイントについて解説します。
□システムキッチンの色を変えたい場合の変更方法
今回は、キッチンの色を変える方法を2つ紹介します。
*ダイノックシートを貼る
ダイノックシートとは、キッチンの表面部分のデザインが施された、粘着剤でキッチンに貼り付けられるシートです。
床に例えるならば、フロアシートのような製品です。
キッチンに張るだけで使えるので様々なデザインに変えられることや、手軽にデザインを変えられることがメリットです。
初心者の方が綺麗に貼るのは難しく、DIY経験のない方にはおすすめできません。
*扉を造り替える
キッチンを交換する方法以外にも、扉のみを交換する方法があります。
現在お使いのキッチンがまだまだ使える場合や、機能面で気に入っている場合は、扉のみを交換して見た目を新しくできます。
素材や引手まで変えられるため、ダイノックシートに比べると自由度の高い方法です。
外見以外は特に変わらないため、キッチンの機能面に不満がある方はキッチン本体の交換をおすすめします。
□色選びのポイント
色選びのポイントを、3つ紹介します。
1つ目は、内装とのバランスを考えることです。
特に対面キッチンの場合、キッチンはリビングのインテリアとしての役割も担います。
リビングの内装とのバランスを考えて、色を選ぶことが大切です。
最も無難な合わせ方は、同色系で統一する方法です。
2つ目は、キッチン全体で色のバランスを考えることです。
色が多すぎるとごちゃごちゃとした印象になってしまうため、3色程度に収めることを意識してデザインを選びましょう。
中心となるベースカラー、ベースカラーに合わせるメインカラー、差し色として取り入れるアクセントカラーを選ぶと、カラーバランスのよいキッチンに仕上がります。
3つ目は、素材にこだわることです。
同じ色のキッチンでも、素材が異なるだけで印象が大きく変化します。
素材感を調べた上で、ご自身のイメージに合っているか考えましょう。
□まとめ
今回は、システムキッチンの色を変えたい場合の変更方法や、色選びのポイントについて解説しました。
今回紹介した方法はキッチンを部分的に変更できる一方で、カラーバランスを崩しやすいことが問題です。
色選びのポイントを押さえて、色を変えてもバランスの良いキッチンに仕上げましょう。