2023.08.12

介護リフォームに補助金は出る?必要な申請手続きも解説します!

二世帯でマンションにお住いの方は、リフォーム費用が高額になる可能性がありますよね。部屋数が多いことに加え、バリアフリーに配慮してリフォームすると、費用は高額になる傾向にあります。しかし、介護リフォームでは補助金が出る場合があるので、制度を利用して少しでも負担を軽減することが大切です。今回は、介護リフォームで使える補助金や、補助金の申請方法を解説します。□介護リフォームで使える補助金とは介護リフォームは、介護が必要な高齢者でも住みやすいように、バリアフリー化を施すリフォームのことです。高齢者が住みやすいだけでなく、その家族が介護しやすいことも大切です。介護リフォームには様々なものがありますが、有名な制度は住宅改修費の支給です。介護保険の自己負担額に応じて最大で20万円まで、リフォーム料金の7割から9割までの補助金を受けられます。補助金を受けるためには、主に以下の条件が大切です。*リフォームする方が介護者の要支援、または要介護の認定を受けていること*認定を受けた方の保険証と同じ住所の住宅であること*要介護認定を受けている方が、介護施設に入居していないことしかし、これらの条件を満たしたとしてもリフォームが高額になる可能性があります。何故なら補助金には20万円の限度額が設定されており、限度額を超える部分に対しては補助金が支給されず全額自己負担になるためです。例外として、要介護度が3段階以上上昇した場合には1人につき再度20万円の補助を受けられます。□補助金の申請方法補助金の申請で最も大切なのは、工事を始める前に申請することです。工事が始まった後や、施工完了後に申請しても、基本的に受理されません。また、補助金はリフォーム費用から減額される形で適用されず、キャッシュバックのような形で適用されます。補助金申請後、まずは施工会社に費用を全額支払い、施工完了後に補助金が還元されます。上記制度に加えて、自治体によっては他にも補助金制度が利用できる場合があります。各自治体で定められた補助金制度は、それぞれ条件や支給額が異なるため注意しましょう。自治体の補助金制度は、介護保険に比べて条件が厳しい傾向にあります。□まとめ今回は、介護リフォームで使える補助金の内容や、適用方法について解説しました。介護リフォームは費用が高くなりやすいため、補助金制度を積極的に利用していきましょう。さらにお得にリフォームするには、自治体で同時に定められている制度がないか調べることも大切です。

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