トイレは室内の広さも大切ですが、便器やタンクの大きさ、縦横のバランスが大切なことをご存知でしょうか。トイレが狭いのに内側に手洗いを設けてしまうと窮屈に感じてしまいますし、部屋の広さに対して大きすぎるトイレは、圧迫感を与えてしまいます。今回は、totoのトイレで大切な寸法のバランスや、狭いトイレでも広く見せるためのポイントについて解説します。□totoのトイレに大切な寸法のバランスまず、トイレの最低寸法を紹介します。トイレの最低寸法は、便器本体から距離がどれだけ離れているのか考えることがポイントです。便器からドアまでの距離は40センチメートル以上、便器の左右には各15センチ以上の余裕を設けましょう。しかし、実際には最低寸法では窮屈に感じてしまいます。便座に座った際、前に40センチしか余裕がないと、ドアの圧迫感を感じるでしょう。便座からドアまでの距離は、45センチから50センチ程度の余裕を設けましょう。一方で、横幅が広すぎるとトイレットペーパーが取りにくくなります。そのため、横幅は最低寸法でも良いでしょう。広くても各20センチ程度とお考え下さい。このように、トイレの最適な広さは便器本体の大きさを基準に考えます。現在のトイレが窮屈に感じる場合は、トイレの大きさに対して部屋の広さが適切か考えましょう。部屋の拡張が難しい場合は、小さめのトイレへの交換も検討しましょう。□トイレを広く見せる方法1つ目のポイントは、コンパクトなトイレを選ぶことです。トイレを小さくする方法は、便座を小さくするだけではありません。タンクレストイレを選べば奥行きが5センチ以上開く場合もあるため、トイレの座り心地と、スペースの削減を両立できます。2つ目のポイントは、収納を設置することです。トイレに物が散らかっていたり、トイレットペーパーや掃除用具などが目に付くところにあったりすると、生活感が出てしまいます。これらを人目につかない収納に収めることで、トイレをスッキリ片付けましょう。3つ目のポイントは、壁紙や床材に明るい色を使うことです。白や明るめのグレーがおすすめです。また、明るい色に淡いブルーや淡いグリーンを取り入れると、清潔感のある空間になります。□まとめ今回は、totoのトイレで大切な寸法のバランスや、トイレを広く見せる方法について解説しました。トイレの広さは便器の大きさに左右されるため、マンションではどうしても広く見せるのが難しい場合があります。このようなケースでは、便器をコンパクトなものに交換するか、広く見せる工夫を取り入れましょう。