お子さんが大きくなり、独立した子供部屋が必要になるケースのように、マンションで独立した部屋がもう1つ欲しくなるケースはいくつもあります。しかし、マンションは戸建て住宅以上にスペースが限られており、部屋を増やすことで窮屈に感じると懸念される方が多いでしょう。今回は、マンションリフォームで3LDKから4LDKにするメリットや、部屋が狭くなることへの対策方法について解説します。□マンションリフォームで3LDKから4LDKするメリット部屋が増えるメリットは、役割の異なる空間をもう1つ作れることです。リビングの一部をパーテーションで仕切る方法もありますが、これでは音が筒抜けになってしまいます。家族の存在を常に感じるため、思春期のお子さんのプライバシーを確保するのは難しいでしょう。仕事に集中したい方や、勉強に集中したいお子さんの部屋にも適していません。特に近年はリモートワークが増えており、オンラインの会議は独立した空間で行いたいと考える方も多いでしょう。お子さんやお父様個人が使う独立した空間が欲しい場合、部屋を増やすリフォームは適しているでしょう。お子さんが自立して家を出た後は客間や書斎として活用できるため、生活スタイルに合わせて柔軟に部屋の用途を変更できる点も、部屋が多いことのメリットです。□部屋が狭くなることへの対策方法当然ではありますが、部屋を増やせば各部屋が狭くなるか、リビングを狭くする必要があります。部屋を増やす際には、同時に部屋を狭く感じさせないように工夫しましょう。1つ目の対策は、ロフトを活用する方法です。ロフトは収納として使えるだけでなく、ベッドスペースと併用すればプライバシーを確保した空間になります。また、子供部屋にロフトベッドがあれば、ベッドの下に勉強机を置けるため、子供部屋のスペースを削減できます。リフォームでロフトを増設できない場合は、ロフトベッドを活用しましょう。2つ目の対策は、家具や仕切りにフレキシブルなものを使うことです。部屋を増やすためにリビングのスペースを削減する場合、この方法が有効でしょう。リビングと個室を引き戸で仕切れば、必要な時に引き戸を開けて、広々としたリビングとして利用できます。□まとめ今回は、マンションリフォームで3LDKから4LDKに増やすメリットや、部屋が狭くなることへの対策方法について解説しました。部屋が狭くなることはデメリットだと思われがちですが、その分家族の距離が近くなる点がメリットです。この記事がお役に立てますと幸いです。