2022.12.31

マンションリフォームでも24時間換気システムは後付けできる?種類を解説します!

2003年以降の建物では、24時間換気システムの設置が義務づけられていますが、それ以前の建物には設置が義務づけられていない場合があります。

現在では、義務づけられている設備が自宅に設置されていなかったら、不安に思いますよね。

実は、マンションリフォームで24時間換気システムを設置することは可能です。

今回は、マンションリフォームでも後付けできる24時間換気システムとは何か、及び24時間換気システムの種類と併せて解説します。

□ 24時間換気システムとは?マンションリフォームでも後付けできます!

24時間換気システムとは、文字通り空気を常に換気して、空気が綺麗な状態を保つ換気システムを指します。

導入義務化の背景には1990年代のシックハウス症候群があり、部屋の空気を入れ替える24時間換気システムの導入が義務づけられました。

換気方法によって第1種換気から第3種換気までありますが、マンションで使われるのは基本的に第3種換気です。

第3種換気は他の方法に比べて低コストかつ、電気代も抑えられるため多く採用されています。

マンションでは、管理規約で制限されている場合が多いと思われがちですが、24時間換気システムはマンションでも後付けできる場合があります。

しかし、気密性の低いマンションでは空気の流れをうまく作れないため、24時間換気システムの能力を最大限発揮できません。

特に、昔のマンションは気密性が低い場合が多いため、設置しただけでは効果が発揮されない場合もあります。

□24時間換気システムの種類と費用を解説します!

マンションで使われるのは基本的に第3種換気ですが、戸建て住宅や高級マンションでは、第1種換気が使われます。

第1種換気は吸排気の両方を機械で制御するのに対して、第3種換気は排気のみを機械で制御します。

第1種換気は吸気まで機械制御する分、導入する設備も増え、費用が高くなってしまいます。

しかし、第1種換気はシステムを効果的に使用できていれば、冷暖房にかかる費用を節約できるため、一概に費用が高いとは言えません。

また、第1種換気、第3種換気のどちらも、必要な費用は部屋の広さや構造によって大きく異なります。

そのため、換気システムの設置費用の相場を出すことは難しいのです。

□まとめ

今回は、マンションリフォームでも後付けできる24時間換気システムとは何か、及び24時間換気システムの種類と費用について解説しました。

マンションリフォームで後付けする場合、気密性が低いと24時間換気システムの効果を発揮できません。

断熱リフォームされてる場合や、これからされる予定の方には、24時間換気システムの導入をお勧めします。

その際は、ぜひお気軽に当社までご相談ください。

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