マンションリフォームでできることはいくつかある一方で、管理規約に違反してリフォームしてしまうとトラブルになってしまいます。また、リフォームの期間を把握していなければ計画的にリフォームできません。今回は、マンションのリフォームでできることや、リフォームにかかる時間について解説します。□マンションのリフォームでできることを解説します!マンションには、リフォームできる場所とできない場所があります。マンションは複数人が共有している建物のため、住民が共有している部分のリフォームはできません。リフォームできる部分を専有部分、できない部分を共有部分と言います。ご自身の部屋の中でも、リフォームできない場所があります。玄関のドアやベランダなどは部屋の外側に接しているため、共有部分です。室内だからと勝手にリフォームするとトラブルに繋がるため、事前に規約を確認しておきましょう。専有部分であっても、梁や柱型はリフォームできません。マンションの荷重を支えるための梁や柱型は、撤去や移動などの工事ができません。一方で、部屋の仕切り壁の撤去や移動は多くのケースで可能です。マンションの荷重は外側の壁で支えているため、仕切り壁を撤去しても基本的に問題がないためです。□マンションのリフォームにかかる期間は?ケース別に解説します!今回は、申請から工事までのリフォーム全体にかかる期間ではなく、工事のみにかかる期間を解説します。まず、比較的小規模なリフォームです。トイレやキッチン、床、壁面、天井などのリフォームは、数日以内に終わるのが一般的です。床や壁面、天井の工事期間は部屋の広さに応じて長くなるため、注意しましょう。次に、中規模から大規模なリフォームです。お風呂の場合は最長で一週間、間取りの変更や全体的なリフォームであれば、数週間以上かかる場合があります。どのリフォームでもいえることですが、配管工事やデザインの変更を伴う工事では、リフォーム期間が長くなります。特に水回りの工事を検討される場合、配管工事が必要か確認しておきましょう。リフォーム直前になって必要な工事が増えないように、余裕を持ったリフォーム計画を立てましょう。□まとめ今回は、マンションリフォームでできることや、リフォームにかかる施工期間について解説しました。リフォームの内容によって、施工期間は大きく異なります。ご自身のリフォームにはどのくらい時間がかかるのか、事前に確認しておきましょう。