近年では、中古マンションを購入してリフォームを行うという方が増えてきています。その際、全面リフォームを検討される方も多いと思います。そこで今回は、マンションの全面リフォームと戸建てリフォームの違い、そしてマンションのリフォームにかかる期間について紹介します。□マンションの全面リフォームと戸建てリフォームの違いとは?まず、リフォームを行うにあたって、マンションと戸建てでは違う点があります。それは、制限があるかどうかです。戸建ての場合は、制限がなくどこまでも自由にリフォームが可能です。一方マンションの場合は、集合住宅という理由から制限された中でのリフォームとなります。マンションは「専有部分」と「共有部分」の2つに分けられます。自由にリフォームが可能なのは専有部分のみになります。共有部分は、マンション居住者全員が利用する場所になるので、好き勝手にリフォームはできないのです。そして、意外にも玄関ドアやベランダ、窓やサッシなどは共有部分に該当します。自分しか使わないからリフォームができるということではありません。これらはマンションの外観を形成している要素になるので、1箇所変わるとマンション全体の外観も変わってしまいます。このように、どこがリフォームできて、どこができないのか事前に管理規約や管理会社に確認するようにしましょう。□マンションのリフォームにかかる期間をご紹介!壁・天井・床の張り替えには、床面積70平米の場合で3週間ほどかかります。間取り変更なしの全面リフォームの場合は、床面積70平米で40日間ほどかかります。そして、壁の解体を伴う間取り変更ありの全面リフォームの場合は、60日間ほどかかります。このように、工事内容にはよりますが、工事にかかる期間は10日から40日ほどになるでしょう。しかし、マンションリフォームでは、この期間に加えて、事前準備や手続きなどにも時間がかかってきます。管理者へのリフォームの連絡から契約完了までに1から3ヶ月ほど、リフォームの契約完了から近隣への挨拶・着工までに1ヶ月ほどかかります。したがって、準備と工事にかかる期間を合わせて考えた場合、早くても2か月、最長で半年ほどは見ておくと良いでしょう。□まとめ今回は、マンションの全面リフォームと戸建てリフォームの違いと、マンションのリフォームにかかる期間について紹介しました。マンションでリフォーム可能なのは専有部分のみとなります。マンションリフォームをお考えの方は、お気軽に当社までご相談ください。