バリアフリー化のためにマンションのリフォームをお考えの方は多いと思います。みなさんはバリアフリーを目的としたリフォームでは補助金が受け取れることをご存知ですか。そこで今回は、バリアフリーを目的としたリフォームでもらえる補助金についてと、補助金を受け取る条件について紹介します。ぜひ補助金を受け取ってお得にリフォームを行いましょう。□バリアフリーを目的とするリフォームでもらえる補助金についてバリアフリーを目的とするリフォームで受け取れる補助金には2種類あります。1つ目は、介護保険の補助金です。介護保険の中には、各自治体が提供しているサービスとして住宅改修費の助成制度があります。これは、介護が目的で住宅をリフォームした場合にそのリフォームにかかった費用を一部負担してくれるという制度です。介護保険の補助金を受け取る条件として、支給を受ける人が要介護認定を受けていることと、その人自身の住宅を改修するという2つが挙げられます。病院で暮らしている人や施設に住んでいる人などは、支給の対象にはならないので注意しましょう。2つ目は、自治体の補助金です。自治体の補助金とは、補助金を受け取る人が住む地域の自治体が行っているバリアフリーの支援サービスです。補助金が受け取れるリフォーム内容や条件、支給金額などは自治体ごとに異なるので、事前に確認しておきましょう。□補助金を受け取る条件とは?どのようなバリアフリー化のリフォームを行ったときに、補助金が受け取れるのでしょうか。主なリフォーム内容は以下の通りです。*手すりの設置廊下や階段、浴室、トイレなどに取り付ける、移動の補助や転倒防止を目的とした手すりが補助金の対象となります。*段差の解消扉のレールや玄関や浴室の段差をなくすリフォームも補助金の対象となります。また、スロープの取り付けでも補助金を受け取れます。*滑りにくい床材への張り替え歩行時の転倒を防ぐための滑りにくい床材への張り替え工事も補助金の対象となります。これらのリフォームを行った場合は補助金が受け取れるので、申請を忘れないようにしましょう。申請時期は工事開始前に設定されているので、リフォームを検討する際に同時進行で補助金についても調べ始めることが大切です。□まとめ今回は、バリアフリーリフォームでもらえる補助金についてと、補助金を受け取る条件について紹介しました。バリアフリーリフォームでは、介護保険の補助金と自治体の補助金を受け取れます。自治体によって申請条件が異なる場合があるので、事前に調べるようにしましょう。