「外壁のリフォームで固定資産税はかかるのだろうか。」「固定資産税がかかるならば、どのようにかかる場合とそうでない場合を判断すれば良いのかな。」このようにお考えの方、今回の記事は必見です。外壁リフォームをする際、固定資産税に関して知っておきたいことについて本記事で解説します。□外壁リフォームに固定資産税はかかるのか?固定資産税とは、毎年1月1日に固定資産(例えば、土地や家屋など)を所有している者に課せられる税金のことです。新築を購入する際にもかかってくるので、外壁リフォームをする際にも固定資産税が課せられるのか知りたいとお考えの方も多いと思います。基本的には、外壁リフォームに固定資産税はかかりません。固定資産税の対象は新築や増築であり、リフォームはそれに該当しないからです。しかし、中には固定資産税がかかる場合もあります。それがどのような場合なのか以下で解説します。□外壁リフォームに固定資産税がかかる場合について外壁リフォームで固定資産税がかかる場合は3つです。1つ目は、外壁リフォームを施して建物そのものの価値を高める場合です。2つ目は、外壁を今以上に豪華なデザイン、外観にするために塗装する場合です。3つ目は、従来の塗料よりも耐久性の高い塗料を使用することで、建物の耐久性を高める場合です。上記3つの場合は、固定資産税の対象である、新築や増築に該当するということです。また、固定資産税がかからない具体的な例も知っておくことで判断がしやすくなると思いますので、いくつか解説します。1つ目は、外壁のひび割れや剥がれなどの補修を目的として塗装する場合です。外壁は常に新築のような状態で維持できるわけではありません。数年〜数十年単位での大規模なメンテナンスが必要になってきます。そのような場合にする塗装には、固定資産税はもちろんかかりません。2つ目は、色褪せや傷がついた部分を補修する場合です。大規模なメンテナンス以外にも、小さな傷や汚れを補修するために定期的に補修作業をする必要が出てくる場面もあるかと思います。そのような場合も、固定資産税はかかりません。□まとめ今回は、外壁リフォームをする際に固定資産税がかかるか否か、またその判断基準について解説しましたが理解していただけましたか。基本的にはかからないのですが、いくつかの場合では固定資産税がかかってくることもあるので注意が必要です。外壁のリフォームを検討している方の参考にしていただければ幸いです。