マンションにお住いの方の中には、戸建て住宅のようなリフォームに憧れる方も多いでしょう。実は、中古マンションでもリフォームできることをご存じでしょうか。ある程度制限はあるものの、キッチンのリフォームは可能です。今回は、マンションのリフォームでできることやリフォームにかかる費用について解説します。□管理規約の確認が大切！古いマンションのリフォームでできることを解説します！古いマンションのリフォームでは、管理規約が重要になります。これは、リフォームでどこまで行えるかの規定が示されているためです。ご自身の要望がマンションの規約に違反していないか、管理規約を確認しましょう。マンションによってはリフォームそのものができないケースもあるため、注意しましょう。キッチンリフォームに関する制限でも、ガスコンロからIHへの買い替え、ディスポーザーの設置は特に多い項目です。ディスポーザーとは、生ごみを細かくして下水として流しやすくする装置を指します。これらを取り入れたい方は、特に注意しましょう。管理規約に違反していないことを明確にするためにも、リフォームで何をしたいのかを明確にすることが重要です。また、リフォームを前提に中古マンションを購入する場合、そのマンションがリフォーム可能か、どこまでリフォームできるのかを調べておきましょう。□キッチンリフォームにかかる費用はどのくらい？キッチンの種類別に解説します！キッチンの変更は部屋の印象を大きく変えるリフォームであり、検討されている方も多いでしょう。備え付けのキッチンをシステムキッチンに変更する場合、種類ごとに費用が変わります。比較的費用が安い壁付けのI型キッチンでは、70万円から100万円の費用がかかります。壁付けI型キッチンは省スペースのため、あまり広くない部屋でも導入しやすいことがメリットでしょう。I型キッチンには、相場が80万円から150万円と比較的高価な対面タイプのものもあります。こちらは作業中も家族とコミュニケーションを取りたい方におすすめです。中古マンションにおける備え付けのキッチンの多くは壁付けのため、工事費用が高くなる点に注意しましょう。続いて、L型キッチンです。こちらの相場は90万円から150万円と、I型対面のキッチンと近い価格帯となっています。I型に比べて作業スペースが広い点がメリットでしょう。その分キッチンは大きくなるため、移動できるスペースが減ることがデメリットです。□まとめ今回は、マンションにおけるキッチンリフォームについて解説しました。IHの導入も制限されている場合があるため、キッチンのみの小規模なリフォームでも管理規約に注意しましょう。何か気になることやわからないことがある方は、お気軽にお問い合わせください。
