2022.09.20

中古マンションのリノベーションはどこまで可能なのか解説します!

近年、新築住宅を購入せずに、中古住宅を購入してリノベーションする方が増えています。新築住宅に比べて立地の選択肢が幅広いため、価格の面以外にも魅力のある物件です。実は、中古のマンションでもリノベーションが可能なことをご存じでしょうか。今回は、マンションのリノベーションはどこまで可能か解説します。□マンションのリノベーションはどこまで可能なの?できることを解説します!マンションは、専有部分と共有部分に分けられています。専有部分とは、部屋の住人が自由にできるエリアを指します。部屋に備え付けられていても、玄関のドアや窓は専有部分に含まれないことに注意しましょう。一方の共有部分とは、マンションの住人が共有しているエリアを指します。マンションでは、専有部分のみリノベーションできます。そして、共有部分はマンションの住民全員の所有物であるため、独断でリフォームやリノベーションできません。つまり、部屋の中にある窓やバルコニーであっても、共有部分であればリノベーションできません。玄関のドアや鍵、インターホンなどは専用使用部分と呼ばれ、主に所有者が使用する部分とされています。このように、使用する権利は部屋の住民にあっても、所有権はマンションの住民全員にあるといったケースがあり、リノベーションできると勘違いしやすい事例です。中古マンションの購入前に、どこまでリノベーションできるか確認しておきましょう。□中古マンションを選ぶポイントは?リノベーションに向かないマンションの特徴を解説します!リノベーションに向かないマンションの特徴は、主に3つあります。1つ目は、構造の問題でリノベーションに向かないマンションです。マンションには、ラーメン構造と壁式構造の、2種類の構造があり、このうち壁式構造はリノベーションに適していません。例えば、キッチンの位置を変更するような大規模な工事では、多額の費用がかかってしまいます。2つ目は、管理規約が厳しい場合です。マンションの管理規約で禁止されている場合は、リノベーションできません。リノベーションを前提に中古マンションを購入する場合、管理規約を確認しましょう。3つ目は、耐震基準が満たされていない場合です。耐震基準を満たしていない物件では、耐震工事に多額の費用がかかります。□まとめ今回は、マンションのリノベーションはどこまで可能なのか解説しました。この記事がお役に立てますと幸いです。

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