トイレには、タンク式トイレとタンクレストイレの2種類があることをご存じでしょうか。ここで指すタンクとは、洗浄に使う水を貯めるタンクのことです。今回は、タンクレストイレについて解説します。ぜひお役立てください。□タンクレストイレとは？特徴を解説します！タンクレストイレとは、タンク式トイレのように背面に貯水タンクがないトイレのことです。貯水タンクがないため、水道から直接水を供給して便器を洗浄します。タンク式トイレとタンクレストイレの大きな違いは、見た目と節水効果です。タンク式トイレは便座の上にタンクが乗っているような構造であるのに対して、タンクレストイレは便座のみのコンパクトな構造です。しかし、近年ではタンク式トイレのタンクを便座と一体化したモデルも出ているため、見た目がほとんど変わらない場合もあります。節水効果は、タンクレストイレの方が高いです。以前は方式によって節水効果にかなりの差がありましたが、最近ではタンク式トイレの節水効果も進化しているため、タンクレストイレとの差はわずかです。また、タンクレストイレは水道から水を供給するため、排水に電気が必要な点も特徴と言えます。□実は緊急時に使えない？タンクレストイレのメリットとデメリットを解説します！＊タンクレストイレのメリットとは？タンクレストイレのメリットは、主に2つです。1つ目は、コンパクトでスペースを取らない点です。タンクがあると、その分トイレ本体が大きくなります。タンクレストイレの場合は、狭い場所でもある程度のスペースを確保できるでしょう。同様の理由で、見た目がスッキリしている点も魅力です。見た目を理由にタンクレストイレを選んでいる方は多いでしょう。2つ目は、掃除が楽な点です。タンクがある場合、タンクと便座の隙間は掃除しにくく、ホコリが溜まりやすいです。それに対して、タンクレストイレは隙間が少なく、簡単に掃除できます。＊タンクレストイレのデメリットとは？タンクレストイレのデメリットは、水の供給に電気が必要な点です。例えば、停電時にバケツで水を汲んだり、便器に備わっているハンドルを回したりする必要があるため、不便に感じる方が多いでしょう。さらに、タンクレストイレの電気系統の故障は代替品をすぐに用意できず、修理時間も長くなってしまいます。そのため、修理費用も高額になってしまいます。□まとめ今回は、タンクレストイレについて解説しました。タンクレストイレについて知りたい方は、本記事を参考にしていただけると幸いです。また、トイレのリフォームについて相談したい方は、ぜひ当社までお問い合わせください。
