ユニットバスを安くリフォームしたいけど、どこから手をつければいいか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、ユニットバスを安くリフォームする方法やポイント、業者選びの注意点などを解説していきます。
価格重視で賢くリフォームしたい方の参考になれば幸いです。
□ユニットバスとは?
ユニットバスとは、浴室の壁、床、天井、浴槽といったパーツがセットで製造されており、施工現場で組み立てる浴室のことです。
ユニットバスは、構造がシンプルで、施工が容易なため、従来の在来工法と比べて費用を抑えることができます。
また、工期も短縮できるため、忙しい方にもおすすめです。
1: ユニットバスとシステムバスの違い
ユニットバスとよく似た言葉に「システムバス」があります。
システムバスも、工場で製造されたパーツを現場で組み立てるバスルームです。
そのため、ユニットバスとシステムバスは、明確な違いはありません。
2: ユニットバスとセパレートバスの違い
セパレートバスは、浴槽、洗面台、トイレなどがそれぞれ独立しているバスルームです。
ユニットバスは、トイレが一体化しているタイプもあるため、セパレートバスと似ている部分もありますが、異なるケースもあります。
リフォームする際には、ユニットバス、システムバス、セパレートバスそれぞれのメリットデメリットを比較検討し、自分にとって最適なバスルームを選ぶことが大切です。
□安いお風呂・浴室リフォームにする方法
ユニットバスを安くリフォームするために、具体的な方法やポイントを8つご紹介いたします。
1: 浴室リフォームに強い会社を選ぶ
まずは、浴室リフォームの実績が多い業者を選びましょう。
実績豊富な業者は、技術力が高く、メーカーから資材を大量に仕入れているため、価格交渉力も高い傾向にあります。
また、過去の施工事例なども参考にできますので、安心して任せられるでしょう。
2: 工事費用に含まれる範囲を確認する
見積もり内容を確認する際には、本体価格+工事費のトータルの金額を見比べることも重要です。
商品の代金は安くても、工事費は高いというパターンも多いです。
見積書に記載された合計額をしっかり確認するようにしましょう。
3: リフォームパックの内容を確認する
全体工事費の金額が決まっている「リフォームパック」も注意が必要です。
リフォームパックで提示されているのは、設備本体の入れ替え工事のみの金額です。
古い給湯管や給水管の交換が必要になる場合の費用は含まれていない場合もあるため、事前に確認するようにしましょう。
4: 商品選びは業者に任せる
ユニットバスを選択する際に、特にこだわりがないようであれば、一番安い商品をリフォーム会社に教えてもらうのも一つの方法です。
在庫処分品なども、他の製品に比べると安く入手できます。
ただし、メーカーやデザインにこだわりすぎると、本体費用が高価になってしまうので注意が必要です。
5: リノベーションを検討する
ユニットバスを全面的に新しくするのではなく、既存のユニットバスを部分的にリフォームするという方法もあります。
例えば、浴槽や壁を交換したり、タイルを貼り替えたりするなど、必要な部分だけをリフォームすることで費用を抑えることができます。
6: DIYに挑戦する
DIYに挑戦することで、さらに費用を抑えることができます。
ただし、浴室は水回りであるため、専門知識や技術が必要となります。
安全に配慮し、無理のない範囲でDIYに挑戦するようにしましょう。
7: 補助金制度を活用する
自治体によっては、浴室リフォームに対して補助金制度が設けられている場合があります。
リフォーム前に、お住まいの自治体に問い合わせてみましょう。
8: ショールームや展示場に行く
実際にユニットバスを見たり触ったりすることで、イメージを掴みやすくなります。
また、ショールームや展示場では、最新のユニットバスやリフォーム事例を紹介している場合もありますので、参考にしましょう。
□まとめ
ユニットバスを安くリフォームするには、浴室リフォームに強い会社を選び、工事費用に含まれる範囲を確認することが大切です。
また、商品選びは業者に任せたり、DIYに挑戦したり、補助金制度を活用するなど、様々な方法があります。
これらのポイントを参考に、賢くリフォームを進めていきましょう。