「リフォームを考えているけど間取りについて悩んでいる」このようにお考えの方も少なくないはずです。リフォームをする場合、家事や生活、回遊の動線について考えてリフォームすることで生活が大きく変わります。そこで今回は、動線を意識したリフォームについてご紹介します。□動線と間取りの関係とは?家事をしやすい間取りとはどんなものでしょうか。家事をする際に移動する経路を家事動線と言います。つまり、リフォーム後も日々の料理、洗濯、掃除を行いやすい間取りを考えることが家事動線を考慮した間取りを考えるということです。家事動線を考慮したリフォームをすることで得られるメリットは、「経路が最適化されて家の中の行き来が減るため、家事の効率が上がる」「収納が便利な場所にあるため、家事の負担を減らせる」この2つがあり、より少ないストレスで家事を効率的に行えます。家事動線の他には、回遊動線や生活動線があります。回遊動線とは、行き止まりがなく、部屋から部屋へ直接移動することができ、家の中を一回りできる経路を指します。一方で、洗面や浴室、トイレなど家族が生活する際の移動に関わる経路を生活動線と言います。家事のしやすさを重視し過ぎてしまうと、上記の2つの動線にデメリットが生じる場合があります。動線が重なり合うことで、家の中での行き来が混雑して、逆効果になってしまいます。しかし、各動線を分けて考えすぎるものよくありません。それぞれ分けて考えることで、バランスが取れていない間取りになってしまったり、より多くの坪数が必要になったりと、デメリットが生じてしまいます。家事動線を優先的に考えることは重要ですが、生活スタイルに合わせてリフォームしましょう。□優れた家事動線にするためにはどんなことが必要?家事をしやすいリフォームを実現するために、家事動線を良くする代表的な5つのポイントをご紹介します。1つ目は、キッチンと洗面所の位置関係です。家事が楽になるポイントの1つとして、キッチンと洗面が一直線になっていることが大きいです。これによって無駄な動線が無くなり、より効率的に家事を行えます。料理をしていて汚れてしまっても、すぐに洗面所に行けるので便利です。2つ目は、水回りが一箇所に固まっていることです。家の構造によって、上記のようなキッチンと洗面所の位置関係を作れない場合もあります。この場合は、キッチンや洗面所、トイレなどをできるだけお互いが近くなる位置に固めることで便利になります。3つ目は、一戸建ての場合に2階に洗濯室を設けることです。一戸建ての場合、2階のベランダで洗濯物を干す方も多いでしょう。この場合、洗濯室が1階にあると、洗濯物を持って階段を上がるのが手間になってしまいます。この移動距離を短縮することで、家事をより効率的に行えます。4つ目は、台所が回遊型であることです。行き止まりの無い回遊型のキッチンにすることでスペースも広くなり、人の動きがスムーズになります。5つ目は、収納への動線です。ここでは、収納までの行動を考慮しましょう。例えば、買い物から帰ってきて、食材などを玄関から近い場所に収納できると便利です。また、ベランダの近くにタンスがあると、干した後の服の収納もとても楽になります。□まとめ今回は、リフォームで意識すべき動線についてご紹介しました。リフォームをご検討の方は、参考にしていただけると幸いです。当社は住之江区の超地域密着型リフォームショップです。リフォームをご検討の方は、ぜひ一度お問い合わせください。