マンションにお住いの方々で、自宅のベランダをリフォームしてみたいとお考えの方はいらっしゃいませんか。今回は、マンションのベランダは自由に改装してもいいのか、そしてどのようなリフォーム方法であればいいのかについて解説していきます。□マンションのベランダリフォームについてマンションのベランダは共有部分であるため、住人は自由にリフォームできません。そして、手すりの劣化や、排水溝のつまりを解消するためなどの工事は、管理組合負担で行われるため、個人が自由に塗装を変えたり、ベランダの床を張り替えたりできません。そもそも、マンションには所有者全員で共有する共用部分と、区分所有権が設定された専有部分があります。所有者が自由にリフォームできるのは専有部分のみとなっています。管理組合などから許可が出た場合は、自由にリフォームすることは可能ですが、ハードルが高いので避けたほうがいいかもしれません。また、ベランダが共用スペースに含まれるとはいっても、管理組合が定期的に塗装状態や劣化状態を管理できるわけではありません。もしかすると、自宅のベランダの手すりなどにサビや劣化などが生じているかもしれません。そのような場合でも、管理組合に相談してください。原則として、所有者が勝手に修繕を行うことは不可能と考えた方が良いでしょう。ただし、管理組合の許可によってリフォームすることになった場合、費用はすべて管理組合負担になります。管理組合は、通常12年に1度のペースで大規模な修繕を行います。その際にまとめて防水加工などが施されますが、万が一不具合が見つかった場合は、管理組合に相談するといいでしょう。□個人でも自由にできる方法が実はある実は個人でも、自由にリフォームする方法があります。例えば、タイルを買ってきて敷き詰める方法や、ウッドパネルを床の上において施工する方法です。基本的には、マンションのベランダの床は、コンクリートむき出しです。そのため、そのような地味な印象を変えるために、タイルやウッドパネルを敷き詰めた上で、プランターやウッドチェアを自ら購入し配置すると、印象は大きく変わるでしょう。もちろん、このようなアレンジでも、マンションによってはNGとしているところもあるので、その点はご留意ください。□まとめ今回は、マンションのベランダのリフォームについて解説しました。基本的には、個人で何でもできるわけではないため、もしリフォームを考えている場合は、事前に管理組合に相談する必要があります。当社でも、そのような質問に対応しております。住之江区に在住の方はぜひご相談ください。
