「リフォームの際にトラブルを起こしたくない。」
このようにお考えの方はいらっしゃいませんか?
マンションリフォームではリフォームの作業自体や業者の人々によって、さまざまなトラブルが起こる可能性があります。
そこで今回は、住之江区在住の方に向けて、マンションリフォームで起こるトラブルについて解説します。
□マンションリフォームにおいて頻発しているトラブル
1つ目は騒音と振動です。
工事中で最も気になるトラブルです。
元の形を壊すときに非常に大きな音が出て、マンションの場合は音と振動がコンクリートを伝って全方向へ響き渡ります。
作業の音だけでなく、業者の人の往来が激しいので会話や移動でもトラブルの原因と言えるでしょう。
2つ目は臭いです。
匂いには接着剤や塗装の匂いがありますが、接着剤は最近では悪臭がしないような対策が施されて改善されました。
しかし塗装の匂いは、油性塗料で溶剤を混ぜるときのシンナー臭が強烈です。
窓を開けていると近くの部屋にも臭いが行き届いてしまい、クレームが来るかもしれません。
3つ目は駐車です。
リフォームの工程によっては業者が複数来て同時に作業することがあり、業者ごとに別々の車で来ます。
マンションの場合はエントランスに大量の車が止まっていると、全ての住民に迷惑がかかりますよね。
事前に駐車スペースを確保しておくか、近くの有料の駐車場に停めてもらうようにすると良いでしょう。
4つ目は共用部です。
共用部も作業員が頻繁に出入りし、資材の搬入やエレベータの占領などでマンションの住民に迷惑をかけてしまいます。
共用スペースに物を置かない、資材の搬入は速やかにするといった対応を心がけてもらうようにしましょう。
□このようなトラブルを回避するためにはどうすればいいのか
1つ目は管理組合に許可をとることです。
工事のプランが決まれば、マンションの管理組合に届け出をして承認を受ける必要があります。
承認がないと、そもそも工事ができないので注意しましょう。
2つ目は工事に養生を行ってもらうことです。
リフォーム中は塗料が飛び散りやすいため、自宅と共用部分に養生をしてもらいましょう。
汚れ対策でトラブルの発生を未然に回避できます。
3つ目は日程や業者のマナーに配慮することです。
工事の日程は、できるだけ人が少ない平日の昼間などの時間帯を選びましょう。
業者の人々の喫煙やゴミのポイ捨てといったマナー違反も、トラブルの原因になる可能性があるため事前に忠告しておくと良いです。
□まとめ
今回はマンションリフォームで起こるトラブルについて解説しました。
事前にトラブルの事例と回避するための対策を取っておけば、トラブルの発生をある程度防げるでしょう。