皆さん、マンションにおけるトイレリフォームを検討の際に、
「トイレの配管において気を付けるべき点はあるのか。」
「トイレの配管の制約はあるのか。」
このように考えたことはありませんか。
しかし、トイレの配管に対する制約について知らない方も多いですよね。
そこで今回は、トイレをリフォームする際の配管の制約について解説します。
□トイレの配管は制約がある
排水管の位置変更が対応部材で可能な場合は、移動で向きを変えられます。
しかし、マンションでは排水の接続位置が決まっている場合が多いため注意しましょう。
また、マンションのトイレは構造によって、床下や、便器の後ろ、横など色々な排水方向があります。
その他にも排水管の高さによって選ぶ便器が変わります。
したがって、リフォーム会社に調査をしてもらいましょう。
□マンションの排水方式
*合流式
雑排水と汚水を同じ排水管でまとめて処理し、雨水は専用の排水管で排水する方法です。
*分流式
汚水、雑排水、雨水の全てを別々の排水管を用いて排水する方法です。
□配管を通す場所
*壁に配管する
壁から排水管を通す際は排水管のほとんどが壁の中に納まります。
したがって、トイレがある部屋のスペースにゆとりを持つことができ、デザイン性が高くなることが特徴です。
また、壁に排水管があるため、トイレの足元にある配管も減り、掃除がしやすいことも特徴でしょう。
しかし、マンションの構造によっては壁に排水管を通すことで排水させるために必要な勾配が取れず、流れにくくなってしまう場合があるため注意が必要です。
□床下に配管する
床下に排水管を通した場合は水栓が設置しやすく、流す水の水量が調節しやすいことが特徴です。
また、床下を工事して排水管を通すため、壁を工事することがありません。
したがって、壁に排水管を通す場合よりも工事費用が抑えられることも特徴のひとつです。
そのほかの特徴として、壁に排水管を通す場合に比べて大きなパイプを設置しやすいです。
そのため、水以外のものが流れるトイレには床下に排水管を設置することが望ましいでしょう。
□まとめ
今回は、マンションのトイレをリフォームする際の配管の制約について解説しました。
この記事を参考に、大阪の住之江にお住まいの方はトイレのリフォームを検討してみてはいかがでしょうか。
当社では、お住まいのリフォームについてのご相談を随時受け付けています。
何か分からないことがあれば、お気軽にお問い合わせ下さい。
皆様のご相談、心よりお待ちしております。