リフォームは、新しい環境に仕上がるだけではありません。
様々なトラブルが発生する可能性があるのです。
これらを起こさないようにしなければ、スムーズにプランニングが進まなくなってしまいます。
そこで、今回は、リフォームのトラブル事例をご紹介いたします。
これらを見て、事前に防げられるようにしておきます。
▢リフォームのトラブル事例
ここでは、リフォームを巡って起こったトラブルの事例と、解決方法や防止方法をご紹介いたします。
*工事予定日になっても工事が始まらない
これは、リフォームに関する工事内容を確認して契約をして、工事代金の前払金を払ったにもかかわらず、工事が始まらないために起きるトラブルです。
荷物の移動や代金の用意をしたにもかかわらず、リフォームが始まらなければ、すべて無意味になってしまいます。
そこでまず、リフォーム業者に連絡をとり、状況を確認します。
連絡がとれない場合は、業者に、契約解除を書いた文面を送付しましょう。
契約書に工事着工日が記載しているのもかかわらず実行しない場合は、契約を解除することもできます。
契約が解除できたら、支払った分の代金の返還も申し出ましょう。
*追加費用の要請
リフォームが完了したと報告を受けて確認したところ、やり残している部分やリフォームされていない部分があったにもかかわらず、修繕代として追加料金を請求された場合です。
つまり、完成に食い違いがあったのに、こちら側が余分に費用を支払うことになってしまったということです。
これは、リフォームの工事範囲について、しっかりと合意されていなかったことが原因です。
そのため、図面や見積書に、誤解がないように詳しく修繕内容を記載されているかを確認します。
ここはやってくれるはずだという思い込みから、このようなトラブルを引き起こしてしまうことがあるため、注意が必要です。
契約内容について、相互によく確認して理解を深めるようにしましょう。
*近隣から苦情の連絡がきた
リフォームをする際に発生する騒音や業者の通行に対して、近隣の方々から苦情の連絡が来ることもあります。
遠くまで工事音が響き渡り、車の通行や駐車も多いため、安全性にかかわります。
そのため、事前に近隣の方々に、近々リフォームをする旨を伝える必要があります。
また、工事中の区切りの良いタイミングを見つけて、これからどのような工事を行うのかといったように、工事報告もすると良いでしょう。
業者側の積極的な挨拶も欠かせません。
業者選びの参考にしてみてください。
▢最後に
以上のように、リフォームを巡るトラブルはたくさんあります。
しかし、事前に知っておくことで、トラブルを起こさないように対応できます。
しっかりとトラブルの原因を調べ、対策するようにしましょう。