みなさん、水回りのリフォームについて考えたことはありますか?
水回りといえば、お風呂、キッチン、トイレなどですよね。
水周りというのは、故障したりして使用できなくなるまではリフォームしないという方がほとんどでしょう。
しかし、水回りのリフォーム、特にトイレのリフォームをすることによって、かなりの節水効果があることをご存知でしょうか?
そこで今回は、水回りの中でも特にトイレのリフォームによる節水効果について紹介いたします。
□トイレをリフォームすることによる節水効果
トイレのリフォームといえば、どういったリフォームをイメージされますか?
便器をウォシュレット型のものにしたり、タンクレス式のものにしたりするリフォームをイメージする方がほとんどでしょう。
確かに目に見える分には、そういったリフォームがほとんどです。
しかし、トイレのリフォームで便器を変えると大きな節水効果が期待できるのです。
各家庭において、水回りの中で使用する水量の約20%から30%をトイレが占めています。
なかなかの量ですよね。
また、10年以上前の旧型のトイレでは、一回の洗浄に13リットルもの水を使用していました。
しかし、最近の新型のトイレでは、一回の洗浄を4リットル前後で済ませることができるようになっているのです。
つまり、トイレのリフォームで最新の便器に変えることで、一回あたりの使用する水量を3分の1以上抑えることができるようになるのです。
こうすることによって、年間あたりの水道代は2万円程度抑えられることができると言われています。
もちろんトイレをリフォームするメリットには、節水効果の他にも、ウォシュレット式の場合であれば電気代を抑えることができたり、素材や構造の改良により、掃除が簡単になったりといったものが挙げられます。
□トイレのリフォームにかかる費用
では、気になるのはトイレのリフォームにどれくらいのお金がかかるのかということですよね。
トイレのリフォームには、5万円から30万程度でリフォームを行うことができると言われています。
便器だけの交換であれば、10万程度で抑えることができるとも言われており、便器だけのリフォームをする場合であれば、5年程度で費用を回収できる計算になります。
トイレというのは、10年以上使用するものであるため、リフォームをする価値は十分にあると言えるでしょう。
トイレ以外の水回りにおいても、最新のものでは節水・節電の性能がかなり高くなってきています。
トイレだけでなく、水回りをまとめてリフォームを行うことも費用を抑える上でお得な方法です。
ぜひトイレを含めた水回りのリフォームを検討してみてはいかがでしょうか?